ハートビルト法 オフィスの場合

1994年に施行(2002年改正)されたハートビルト法(高齢者、身体障害者が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)では多数の人が利用する施設として特定建築物の中にオフィス(2000u以上)が含まれています。これほど広いオフィスが開業したばかりの企業にそうあるとは思われませんが、対外的なイメージ(人に優しい)を含め弱者に対する気配りは必要です。以下のチェック項目を参考にオフィスレイアウトを考えましょう。
・オフィス デスク間の通路はその巾を90cm以上確保する。
対向式の場合、座る空間を除き90cm以上とする。
通路は出来るだけ凹凸がないようにする。
デスクの高さは車椅子に対応できるようにする。
車椅子、小柄な人のため、引き出しは2段を基本とする。
車椅子使用者のため、下段の両開き書庫は避ける。
照明は高年層、高齢者のための明るさを確保する。
女性、病弱者のための適度な温湿度を設定する。
診療、健康相談の設備またはシステムを充実させる。
子供のいる女性のための託児所などの確保をする。
盲導犬のスペースを設ける。
壁等固定の電源コンセント等は端部から40cm離す。
固定の電源コンセント等は床面から35〜40cmとする。

 

ハートビルト法 物件探しの場合

1994年に施行(2002年改正)されたハートビルト法(高齢者、身体障害者が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)では多数の人が利用する施設として特定建築物の中にオフィス(2000u以上)が含まれています。入居ビルも対外的なイメージ(人に優しい)を含め弱者に対する気配りは必要です。以下のチェック項目を参考に物件を探しましょう。
・出入口 巾90cm(直接地上に通じる場合は120cm)以上とする。
    扉は児童で開閉する。
    車椅子等がスムーズに出入り出来る。
    廊下を通行する人に安全である。
    出入りする人がお互いに確認できるようガラス部を設ける。
    自動扉の開閉装置の位置は車椅子高さに配慮する。
    視覚障害者のために開閉装置に展示サインを設ける。
・廊下、通路 床材の表面は滑りにくい仕上げとする。
      点字ブロックの敷設、音声による誘導をする。
      廊下に手摺をつける(歩行者、車椅子用の2段がよい)。
      廊下巾は120cm(多数者の利用は180cm)以上とする。
      廊下や通路に出っ張りがない。(ある場合は対策を)
      段差のない平坦な床とする。
      摩擦抵抗の少ない床材を使用する。
      照明、色彩などでの誘導をする。
      床材による誘導サインをつける(カーペットなど)。
      主要通路の巾は120cm以上とする。
・階段、スロープ 段差の小さな会談とする。(蹴上げ高さ16cm以下)
        踏面の寸法は30cm以上とする。
        階段の巾は150cm(手摺のある場合は140cm以上)。
        床材の表面は滑りにくい仕上げとする。
        1/12以下(1/20以下が望ましい)のスロープをつける。
        スロープ巾は120cm(階段併設は90)以上とする。
        点字ブロックの敷設をする。
        手摺をつける(歩行者、車椅子用の2段がよい)。
        主要通路に設けるスロープの巾は120cm以上とする。
       床材による誘導サインをつける(カーペットなど)。
・EVホール EVホールに点字サイン、音声による誘導を設置する。
      階段を確認しやすいサイン(数字、色彩等)を施す。
      EV前にミラー等ホールの状況が確認できる。
・トイレ 車椅子用トイレを必要個数設ける。
    車椅子での使用が可能な大きさとする。
    扉の巾は80cm以上とし、自動的に開閉する。
    車椅子等がスムーズに出入りできる。
    車椅子用がない場合は洋便器、手摺を設ける。
    車椅子用トイレの表示をする。
    車椅子用トイレの扉は安全上、引き戸が望ましい。
    車椅子用トイレは使用時に自動ロックが望ましい。
    車椅子用トイレは非常時に脱出可能な扉が望ましい。
    車椅子用トイレは異常時の通報装置を設ける。