打ち合わせスペース

打ち合わせスペースは気軽に利用することが大事です。打ち合わせスペースを作る際には
・利用人数
・利用する人の種類(社内、部門、外来者)
・利用時間
・必要な設備やその配置
・打ち合わせスペースの位置
などに注意しましょう。執務スペースに打ち合わせスペースを併設して部門内メンバーとのコミュニケーションを円滑にすることも重要な機能です。外部の人と使用する打ち合わせスペースは動線やセキュリティを考慮してレイアウトしましょう。

会議スペース

会議室を作る際には使用目的にあわせたレイアウトやデザイン、設備を考えましょう。会議室をつくるポイントとして
・会議での使用はもちろんのこと、会議以外の利用も考慮して自由にレイアウトが変更できるようにキャスター付のテーブル、イスなど移動性の便利な家具を選ぶのもよいでしょう。
・電話・LAN対応の設備やホワイトボード、プロジェクターや給茶機など長時間の会議に耐えられるよう必要なものを揃えましょう。
・音、光も考慮し会議に集中できる環境を整えましょう。

 

更衣スペース

更衣スペースは基本的に、着替えをする、衣服や私物を保管する場所です。

特に女性にとっては制服の有無に関わらず私物の収納を含み必要な機能スペースです。
また更衣スペースは会社の規模やオフィス面積により休養、休憩スペースが設けられることもあります。

更衣スペースにはオープンスペースとクロースドスペースの2パターンがあります。
オープンなスペースは制服がなく、特に着替えをしない場合で、コート、上着などの格納を目的とし、更衣ロッカーを用いるほかにコートハンガーを使用する場合もあります。
ただしコートハンガーはプライバシーや防犯上あまり好ましくありません。出来るだけ施錠可能な更衣ロッカーの使用をお勧めします。

応接スペース

応接スペースは外部の方との接客でコミュニケーションをとる重要なスペースです。応接スペースを作る際のポイントとしては以下のことに考慮しましょう。
・応接室の配置は来客の動線やセキュリティの観点から、エントランスや各部門の近くに設置しましょう。

・来客の座る位置が上座となるよう配置しましょう。基本的には出入り口よりもっとも奥が来客用の席になります。応接セットではソファをその位置に設置しましょう。
・応接での接客は緊張を強いられる場合もありますので疲労を軽減するようなものを選びましょう。

 

リフレッシュエリア

長時間の作業やコンピュータの操作などの業務は働く人に大きなストレスを与えます。近年はそういったストレスを解消するリフレッシュエリアを設ける企業も増えています。さらにはリフレッシュするための機能のみならず様々な機能(コミュニケーションや簡単な打ち合わせなど)を併せ持つようなところも登場しています。そういった観点からも企業におけるリフレッシュエリアの持つ意味が重要になっています。したがって各家具メーカーもリフレッシュ用の家具を数多くカタログに掲載するようになってきましたので選択の幅が広がっています。レイアウトする際には専門家も交えて慎重に家具を選びましょう。またリフレッシュエリアは長時間の使用は仕事に支障をきたすのであまりくつろげるイスなどは選ばないようにするのが無難でしょう。

喫煙対策

「健康増進法」「喫煙対策ガイドライン」などにより、オフィスでの喫煙環境が近年大きく変化しています。タバコを吸う人、吸わない人がお互いにいやな思いをしないような分煙対策として喫煙室を設置するなど喫煙対策を考慮する企業が増えていますが、喫煙に対する対策として
・全面禁煙・・・オフィス内全てを禁煙にする。
・部分空間分煙・・・基本的には禁煙で場所を定めたところだけ喫煙可能にする。
・部分空間禁煙・・・基本的には喫煙可能だが部分的に禁煙スペースを設置する。
などがありますが、多くの企業では喫煙室を設ける部分空間分煙が主流ですが、業種や社員の意見をとりいれるなどその企業の実状にあった喫煙対策が望まれます。

エントランス

エントランスは外部の人を迎え接客する場所であり、また企業の顔となりその企業のイメージを決定する大事なスペースです。したがって注意しなければならない点がいくつかあります。
・受付は来客がわかりやすい場所にレイアウトしましょう。
・受付には有人、無人の2種類がありますので、有人の場合は受付カウンターを、また無人の場合は電話などで面会者もしくは受付の担当部署を呼び出せるようにしましょう。(小規模オフィスの場合は呼び鈴などを置いてもいいでしょう。)受付のカウンターは企業イメージを来客者に与えることにもなりますので、専門家とよく相談して選びましょう。
・来客者が、面談者が来る間座って待っていられるようロビーチェアなどの準備を忘れないようにしましょう。
・アートやグリーンを配置して来客者に好印象を与える工夫をしましょう。

社長室・役員室

社長室や役員室は、いわゆるプライベートオフィスといわれる高いプライバシーを確保する部屋が多くみられます。その反面どうしてもコミュニケーションが少なくなるという面が発生します。社長室をつくる際の注意するポイントをいくつかあげてみましょう。
・機密を有する文書が多くなる可能性が高いので収納機能を質、量とも充実させましょう。
・少なくなりがちなコミュニケーションは打ち合わせスペースを併設するなどして解消しましょう。一部にガラスを使用することによって視覚的にコミュニケーションがとれるようにするのもひとつのアイデアでしょう。
・一般的には割合狭いスペースになりがちなので、設置する家具や照明、内装材の色彩に注意しましょう。
・プライバシー重視の観点からはなるべく外部に音がもれないよう防音、遮音に配慮して部屋をつくりましょう。

 

喫煙問題

喫煙の問題についてはオフィスの禁煙化が急速に進んでおり、オフィスのレイアウトプランの段階から欠かせないテーマとなっています。喫煙は健康への影響が大きく、タバコの煙や臭いを嫌う人が多くいます。その一方で喫煙は個人の嗜好ですから、単純にオフィス内での喫煙を禁止するのも難しいでしょう。タバコについてはこうした物理的、精神的の両面にわたり問題を解決していくのが重要です。

研修・教育スペース

研修・教育スペースは基本的に会議室に準じた設備ですので、よほどオフィス面積に余裕のない限り会議スペースと兼用する場合が多いようです。研修・教育は比較的長時間に及ぶことが多いので、環境や家具の選択は疲労を軽減する配慮が必要になります。レイアウトは講師と受講者がいるのでスクール式配置となり、あまり詰め込まないようにすることが重要で、一人当たりの巾を70cm以上確保し、テーブル間の前後寸法は80cm以上として出入りが容易であることが必要です。

生活支援スペース

社内に飲み物などの自動販売機を設置する場合が考えられます。自販機は飲料とタバコが一般的ですが、設置場所や台数、種類などに注意しましょう。また缶、ビン、ペットボトルなどの分別廃棄に配慮しましょう。このほかに給湯室がありちょっとしたリフレッシュの場としても考えられるようになっています。事務所衛生基準規則では常時雇用している人が50人以上のオフィスは休養設備の設置が義務付けされています。